寝起きに腰痛が起こる原因とは?

日中は腰の痛みを感じることは少ないのに、寝起きだけ腰痛を感じ、体を起き上がらせることが困難な人は意外に多くいるんです。
何故こういった事態になってしまうのでしょうか。
それにはいくつか原因が考えられます。

まず考えられる原因として、眠っている時の寝方に問題があることが考えられます。人の寝方にはそれぞれ好みがありますが、一般的にうつ伏せの状態で眠ると腰に負担をかけると言われています。
うつ伏せで寝ていると腰が反ってしまうので、骨盤が神経を圧迫してしまうのです。できるだけ仰向けや横向きで眠るようにしましょう。

また体に歪みがある人も、寝起きに腰痛を感じやすくなっています。
寝ている間も無理な体勢をとり続けることになり、筋肉や関節に大きな負担がかかってしまうのです。これはぎっくり腰の原因にもなるので、整骨院や整形外科で歪みの矯正を行うこともお薦めです。

またデスクワークや家事に従事していると、どうしても前かがみの姿勢を長時間とり続けることになりますよね。通勤時や休憩時間にスマホ操作している人もとても多く、その時も猫背になりがちです。
実は前かがみは腰への負担が大きく、これも腰痛の要因としてよく挙げられるもの。
真っすぐに起立した状態での椎間板への負担を100とすれば、立った状態の前かがみは150、座った状態での前かがみは185とも言われています。椎間板が潰れないよう、筋肉が支える働きをするので、相当な筋肉疲労が発生していることになるのです。縮んだ筋肉をほぐすよう、一定時間ごとにストレッチをすることを習慣にしてみましょう。

寝具も寝起きの腰痛に大きく関係しています。
体に合わない枕や布団・マットレスなどを使用していると、睡眠中に姿勢が悪くなったり、腰に負担がかかってしまいます。体を休める為の睡眠が、むしろ腰痛を生んでしまうことになるのは辛いものです。
そのため、体に合った寝具選びはとても重要です。

枕は仰向きに寝た際に、起立時と同じ首のカーブになるものが最適とされています。人によって違ってきますが、成人の場合は5~7cmが平均的な高さといわれています。

ベッドや布団は体圧分散が出来るものを選びましょう。
腰の重量は体の中で一番重いので、柔らかすぎるマットレスの場合、横になった時にその部分だけ沈んでしまいますよね。
一部分だけ沈むとそこに重量が集中してしまうので、腰への負荷が強くかかった状態で一晩中眠ることになってしまいます。
体圧分散が可能な体に合った寝具で眠るようにすれば、腰への負担も軽くなり、寝起きの腰痛の改善も期待できますよ。