寝起きの腰痛と寝方の関係性

日頃から腰痛持ちの方だけでなく、日中は腰に痛みを感じないのに、寝起き時にだけ腰痛を感じる人はたくさんいるようです。
こうした寝起きの腰痛に悩まされる原因は、通常の腰痛とは違った要因が考えられるので、その対処法も別のものとして考えなければなりません。

原因の一つとして挙げられるのは寝方の問題です。
あなたはうつ伏せの姿勢で眠っていませんか?うつ伏せは最も腰に負担のかかる寝方です。
本来は仰向けで眠るのが最も腰に負担がかからないのですが、仰向けの状態で寝るのが辛いと感じるならば、それはあなた自身の体に原因がある可能性も。

特に女性に多いのが、反り腰になってしまっている為に仰向けで寝た時に反りがきつくなり、腰だけが浮いた状態になってしまい痛みを感じるというもの。
普段正しい姿勢を取れていれば、人間の体はS字カーブを描くような形になっています。
しかしこのS字カーブが、重心や身体の軸が崩れることで、必要以上に前方に傾いてしまっているのが反り腰です。
女性に多い理由の一つがハイヒールを履くこと。
踵が高くなるので、バランスを取るために前方姿勢になってしまい腰が前に出てしまうのです。ハイヒールを履いた時は、つま先を外側に向けて歩くようにし、重心が前にいかないよう意識しましょう。

また痩せているのに、お腹だけはポッコリ出てしまっている人もいますよね。
こういうタイプも腰が反っています。腹筋を鍛えることが大切ですが、日頃から下腹部を意識して座ったり歩いたりするよう心がけると、それだけでも姿勢が随分変わってきますよ。
体が正しいS字カーブの姿勢になれば、仰向けに寝た時も理想の睡眠姿勢になり、腰への負担が軽くなります。

睡眠中の寝返りも寝起きの腰痛に影響します。
少な過ぎれば血の巡りが悪くなりますし、多過ぎても体の疲労が取れません。
こうした寝返りの回数にも関係してくるのが寝具の硬さです。
マットレスが柔らかいと、包みこまれるような感覚で眠りにつきやすい気がしますよね。
しかし体が沈み込んでしまっているので、寝返りの回数が減少してしまうんです。
また、体の中でも重量の重い腰の部分は深く沈み込むので、どうしても負荷が大きくなってしまいます。

反対に固すぎるマットレスでは寝返りの回数が増え、体の疲労が取れません。
腰痛の方にお薦めなのは、寝返りのしやすい高反発のマットレスです。
反発力が強いので少しの力で寝返りがしやすく、腰への負担を軽減します。
さらに、仰向けになった時に体圧を分散してくれるので、1か所だけに重量がかかることがなくなるんですよ。

寝起きの腰痛を改善したいと考えているなら、使用しているマットレスを見直すことも考えてみてくださいね。